応用地質
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屋久島の亀甲石の性状
藤井 幸泰竹村 貴人高橋 学
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2007 年 48 巻 2 号 p. 90-96

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抄録

屋久島に分布する亀甲石は, ほぼ楕円体の円礫で表面に亀甲状割れ目をもつ. 亀甲状割れ目の間隔は礫のサイズと調和的で, 大きな亀甲石ほど大きな間隔の割れ目をもつ. また, 亀甲石の断面はコアとクラストの二層構造を示し, その境界部の深度が亀甲状割れ目の深度と等しい. 亀甲石の特徴や野外での観察事実から, 亀甲石はコアストーン (未風化核岩) であると考えられる. また, 亀甲状割れ目はコアストーン生成後に生じた岩石の風化作用によって形成されたことが示唆される.

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© 日本応用地質学会
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