応用地質
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AD法による簡易的AEシステムの構築とトルコ・ババダー地すべりへの適用に関する研究
阿部 大志田野 久貴オメール アイダン
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2008 年 49 巻 1 号 p. 13-22

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抄録
本論は地盤や岩盤の挙動を知るための計測手法の一つであるAEの信頼度を高めるために新たに提案した手法の構築方法とこれを現場に適用した結果をとりまとめたものである. 本論で開発したAD法は, 2チャンネルのセンサーのうち1個は対象物に接し (アクティブ: A), 他方 (ダミー: D) はアクティブの近傍に設置するが, 対象から離して設置し, 2チャンネルを一組とする新たなAEカウントシステムでノイズ対策を従来よりも工夫した方法である. この手法をトルコのババダー地すべりに適用してきた. ここでは, 2000年から長期間にわたって本手法を含めたいくつかのモニタリングを実施している. 簡易な現場計測手法の一つである地表面変位やその他の計測結果を併せて, 地すべりの挙動を把握するとともに, これらとAEカウントの関係を考察している. AD法がノイズの影響を低減するために有効であることを明らかにしている. 地すべりの長期のモニタリングが必要となる場合, 本論で開発したAD法を用いAE計測することで地すべり活動の評価指標として将来役立つと思われる.
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© 日本応用地質学会
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