生涯学習における遠隔学習システムの活用
2000 年 16 巻 2 号 p. 13-20
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2000 年 16 巻 2 号 p. 13-20
学習過程には講師と学習者，学習者同志の質疑応答・意見交換により学習課題の理解を深めたり，新しい発想を得ることができる．この為には会話型の学習を欠くことはできない．会話型学習は英会話や討讓型の学習のように，会話が主体となるものから，一方的な講演会や質疑応答のように補助的なものがありうる，又この会話型学習のような双方向の学習形態には，相互にリアルタイムでの意見交換を行うTV会議システム等を使用しての学習（以後，遠隔学習システムとよぶ）や，相互に時間間隔を置いてノンリアルタイムで学習するビデオオ ンデマンド，更にWBT（Web−BasedTraining）のように受講者と講師とをインターネット（企業内のイントラネットなども含む）を介して結ぶことで成立する学習など様々な方式がある．このように同じ学習形態でも学習方式が異なると，学習システムの設計条件は大きく変わる． そこで，ここでは，生涯学習における遠隔学習システムの活用について報告する．
