教育情報研究
Online ISSN : 2432-1745
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プロジェクト型の総合的な学習の設計と実践
宮地 功佐藤 裕之
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2001 年 17 巻 1 号 p. 11-23

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抄録

問題解決能力を育成するために, 総合的な学習の時間として, 小学校6年生の児童にサツマイモを題材にしてプレ実践して, 課題解決の意欲を低下させる要因を明らかにした.その結果に基づいて, プロジェクト型の単元構成を導入し, グループごとに学習する内容を決め, 目的意識の明確化と計画的な学習活動の展開を図った.また, 学校外の協力者との直接の交流, あるいはインターネットなどの手段を用いた間接的な交流によって, 情報収集活動の活性化を図った.このような工夫によって, 児童の課題解決の意欲が高まり, 学習活動に広がりや深まりが見られることが, 学習活動後のアンケート調査結果から分かった.その活動内容と学習効果について報告する.

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