今日では,教育・文化活動でのパソコンの利用が普及・多様化し,学校・家庭・教育施設などでパーソナルユーズの時代になった.そこでこれからの学校で児童・生徒が個々に所有するパソコンの機能や構成がいかにあるべきかを検討することが重要である。今回,松下視聴覚教育研究財団の支援を得て,全国の小学校・中学校・高等学校等の教員(799名)を対象に,教育で利用するパソコンの構成について調査を実施した.本稿では,パソコンの大きさ,処理操作,提示等について教員に希望調査を行い,回答の集計結果に基づいたカテゴリー分布について報告をした.