本論文では,創造とは問題の発見と解決だという立場から,<"動画知","自然言語知","メタ言語">という3項組みの知識表現を利用し,問題解決的な学習などの教育分野を対象に,無記名のアンケート調査を実施し,KT法による潜在的問題分析支援システムを開発し,評価実験を行った。本知識表現の知識利用例として,Web上の検索エンジン,掲示板やチャットなどといったWebテクノロジーを多角的に活用し,潜在的問題分析支援にWebページ検索システムも活用できることを確認した。本研究の1つの成果は,暗黙知から形式知を引き出す「表出化」ツールが得られたことである。