松下記念病院耳鼻科
20 巻 (2010) 2 号 p. 119-122
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S状静脈洞の前方偏位を呈した危険側頭骨を有する慢性中耳炎を2例経験した。症例1は51歳の女性で,CTにて右のS状静脈洞前方偏位を認めた。症例2は28歳の女性で,右高位頸静脈球と両側のS状静脈洞前方偏位をCTで認めた。2例とも慎重に,上鼓室側壁の一部を削開して,出血なく鼓室形成術を施行できた。偶発的な出血を回避して安全に鼓室形成術を行うためには危険側頭骨や高位頸静脈球に留意することが大切である。
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