水文・水資源学会誌
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高解像度全球モデルおよび地域気候モデルを用いた地球温暖化にともなう洪水リスクの評価
和田 一範川崎 将生冨澤 洋介楠 昌司栗原 和夫
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2008 年 21 巻 1 号 p. 12-22

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抄録

水管理の実務において,地球温暖化に伴う降雨特性の変化が河川管理に与える影響に対する政策的な対応を実施するためには,将来の洪水・渇水リスクについて地域別かつ定量的な指標が必要となる.地球温暖化に対応する取り組みとして,地球温暖化に伴うリスクの変化を的確に予想し,洪水・渇水といった水管理実務について政策的な提言を行うことが重要である.本研究では,気象庁・気象研究所が開発した地域気候モデル(以降「RCM20」という)および,地球シミュレータを使用した高解像度全球気候モデル(以降「GCM20」という)による温暖化予測計算の結果を用い,洪水リスク評価としての確率雨量の有効性を分析した上で,GCM20による100年後における地域別の洪水リスク変化を予測,解析した.

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© 2008 Japan Society of Hydrology and Water Resources
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