農業農村工学会誌
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土地改良事業における外部経済効果の算定事例
冨田 晋司小澤 雄太
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2009 年 77 巻 3 号 p. 173-176,a1

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抄録

平成19年3月,「土地改良事業の費用対効果分析に関する基本指針」および「新たな土地改良の効果算定マニュアル」が取りまとめられた。その中で,外部経済効果の評価に係る手法である仮想市場法(Contingent Valuation Method:CVM)が導入された。CVMとは,景観・環境等の市場が存在しない財の価値について,アンケートを利用して環境改善等に対して支払っても構わない金額(支払意志額(Willingness To Pay:WTP))を直接尋ね,その結果から環境の価値を評価しようとする手法である。本報では,平成20年度にCVMを用いて景観・環境保全効果を算定した事例の概要を報告する。

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© 2009 公益社団法人 農業農村工学会
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