農業農村工学会誌
Online ISSN : 1884-7196
Print ISSN : 1882-2770
国営かんがい排水事業「最上川下流沿岸地区」の更新整備
及川 和彦田中 繁世佐藤 毅杉本 幸雄
著者情報
ジャーナル フリー

2012 年 80 巻 9 号 p. 741-744,a2

詳細
抄録

庄内平野北部で400年以上前に先人たちの知恵と努力で造られた農業用水路は,時代とともに改良が重ねられてきた。平成14年から開始された,国営かんがい事業による更新整備によって,維持管理労力を軽減させたディスクスクリーン式除塵施設の設置,一元的な施設管理を可能とした水管理施設の整備,石積みによる環境に配慮した水路施工など,地域のニーズを取り入れながら灌漑施設はより使いやすいものへと生まれ変わった。今後も継続して地域の財産として灌漑施設が活かされ,わが国有数の米どころ庄内の美田が地域の人々に守られていくことが必要である。本報では,平成23年度に完了を迎えた国営かんがい事業による更新整備の事例を報告する。

著者関連情報
© 2012 公益社団法人 農業農村工学会
前の記事
feedback
Top