武蔵大学
2016 年 84 巻 11 号 p. 927-930,a1
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
2015年4月に都市農業振興基本法が制定され,2016年5月にそれに基づいて都市農業振興基本計画が閣議決定された。この法律は,1968年の都市計画法で宅地化すべきものとされた市街化区域内農地も含めて,都市の農地の位置づけを「あって当たり前のもの」「あるべきもの」へ180度転換させるものである。本報は都市農業振興基本法成立の背景とその意義,および都市農業振興基本法による都市農業・農地の位置づけの転換が計画的都市農業・農地利用への取組みという新たな課題をもたらしていることを考察した。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら