学習院女子大学国際文化交流学部
東京大学大学院農学生命科学研究科農業・資源経済学専攻
2017 年 85 巻 1 号 p. 7-10,a1
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土地改良長期計画をめぐる農業情勢は急変している。最も激しく変化しているのは,水田経営規模である。それに伴い,大規模農家への農地の面的集積(連坦化)が進むと,土地改良事業が多年にわたり前提とした条件に大きな変化を与えることとなる。そしてそのことが土地改良長期計画の推進における「適切な技術」の定義や選択にも影響をあたえる可能性がある。本報では,全国的に見ても個別大規模経営体への集積が著しく進んでいる地域を事例に,これらの事項を論ずるものである。
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