農業農村工学会誌
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Print ISSN : 1882-2770
水田経営規模の急拡大のもとでの土地改良長期計画の推進に係る原理的な課題に関する論考
荘林 幹太郎竹田 麻里
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2017 年 85 巻 1 号 p. 7-10,a1

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抄録

土地改良長期計画をめぐる農業情勢は急変している。最も激しく変化しているのは,水田経営規模である。それに伴い,大規模農家への農地の面的集積(連坦化)が進むと,土地改良事業が多年にわたり前提とした条件に大きな変化を与えることとなる。そしてそのことが土地改良長期計画の推進における「適切な技術」の定義や選択にも影響をあたえる可能性がある。本報では,全国的に見ても個別大規模経営体への集積が著しく進んでいる地域を事例に,これらの事項を論ずるものである。

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© 2017 公益社団法人 農業農村工学会
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