北海道大学
2018 年 86 巻 9 号 p. 789-792,a1
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明治150年に当たる北海道の農業農村は,地政学的条件,気象的環境,国内外の相克などが複雑に絡んだ歴史を刻みつつ,食料生産基地として揺るぎない地位を占めている。また,本州府県とはことなる基盤環境整備が独特の景観を形成し,現在では地産農産物とあいまって地域振興の重要な資源と認識されている。このような北海道の農業農村にかかる価値創出は,地域に根ざした農業土木がおおきく貢献した。本報は,開拓当初の状況からひもとき,現在に至るまでの苦闘の歴史を通覧して先人に敬意を表したものである。
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