サンスイコンサルタント(株)
2019 年 87 巻 8 号 p. 667-670,a2
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土地改良事業が行う埋蔵文化財発掘調査について,現行の効果算定手法の改善を目的として,新たな経済効果の評価方法を検討した。事業により発見された文化財が博物館に展示された事例(島根県荒神谷遺跡)を用い,人がその文化財を観覧するための支出(旅費と観覧料)をもとに効果額を算出した。旅費と観覧料は,過大評価を避けるため発掘調査の効果に該当する金額のみを算定する方法を検討し,アンケート調査を実施して旅行目的や展示室に対する評価から金額の切り分けを行い,試算した結果を報告する。
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