石川県立大学
2021 年 89 巻 3 号 p. 179-182,a2
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差し迫った巨大台風の想定外豪雨による洪水には,ダム,河川改修などの従来の治水対策だけでは対応しきれない。埼玉県中川・荒川流域を例に,農業人口の減少に伴って流動化する広大な低平地域の農地から遊水地や遊水田域を創出するとともに,水土里資源が持つ「水田-水路系の反復水利用の仕組み」を活用して,洪水を創出した遊水田域に氾濫・貯留させて洪水の流出抑制を図ることにより,東京首都圏の大水害のリスクを軽減させる私案を示した。
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