農業土木学会誌
カワバタモロコの保護と排水路改修の両立への試み
松村 史基
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61 巻 (1993) 11 号 p. 1009-1012,a1

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抄録

県営かんがい排水事業和口地区は, 静岡県磐田市の準用河川古川を農業用排水路と位置付け, コンクリート3面張り工法により改修を進めてきた。
しかし, 平成3年12月, 環境庁編集の「日本の絶滅のおそれのある野生生物 (レッドデータブック)」に掲載されているカワバタモロコの生息が判明し, 排水路改修とカワバタモロコ保護の両立を図りながら事業を進める必要が生じた。
保護対策として, 古川に隣接した用地0.39haを買収し, 保護池3カ所と人工の疑似小川200mを施工し, カワバタモロコの生息場所とした。これらの静岡県農政部の試みの詳細を報告する。

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© 社団法人 農業農村工学会
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