(株) 日本水工コンサルタント
(株) 水建コンサルタント
2007 年 75 巻 11 号 p. 983-986,a2
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近年完成するコンクリートダムで合理化施工 (RCD工法, ELCM工法など) で施工されるものは, コンクリート堤体の排水設備内に遊離石灰が付着することにより, 排水能力の低下とメンテナンスのため石灰除去作業が必要となる。このような状況を回避するため, ダム下流の水質に影響を及ぼさないよう薬剤を使用することなく環境に配慮した付着可能性判定方法と付着防止工法を開発した。ここでは, 新宮川ダムの排水設備において適用した事例を報告する。
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