農業農村工学会誌
Online ISSN : 1884-7196
Print ISSN : 1882-2770
防潮水門建設工事による八郎潟漁業への影響
瀬田 文治馬淵 誠司佐藤 喜久夫
著者情報
キーワード: 入郎潟, 防潮水門, 漁業調査
ジャーナル フリー

2007 年 75 巻 7 号 p. 630-631,a3

詳細
抄録

八郎湖は, 昭和52年 (1997年) の国営八郎潟干拓事業の完了により防潮水門で締め切られ淡水湖化された。それに伴い魚種が大きく様変わりしたが, 干拓後でも, シラウオ, ワカサギなど57種の生息が確認されている。現在, 男鹿東部農地防災事業により, 平成19年度までの予定で防潮水門の改修を行っているが, 本工事の八郎潟の漁業への影響が懸念されることから, 平成15年度より漁業調査を実施してきている。本報では, これらの調査結果を取りまとめ, 紹介する。

著者関連情報
© 社団法人 農業農村工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top