2025 年 22 巻 1 号 p. 1_25-1_28
大阪大学COI-NEXT(JST共創の場形成支援プログラム)「住民と育む未来型知的インフラ創造拠点」では,地域が主体となる持続的なまちづくりを目指している.人口減少に伴うインフラ維持管理の人材・財源不足という課題に対し,本拠点では「インフラの民主化」を掲げ,橋梁などの社会インフラを対象に活動を展開している.具体的には,小規模橋梁に特化した点検手法とチェックシートを開発し,自治体と連携して実証実験を進めている.また,地域のステークホルダーも参入できる新たな点検ガイドラインと技術認証制度を整備し,アーキテクチャ(システム設計)の構築も進めている.これらの取り組みにより,地域雇用の創出とインフラ管理の自立が促されており,現在は全国の市町村への展開を進めている.