廃棄物資源循環学会論文誌
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トルエン分解におけるパイロットスケール蓄熱燃焼装置の高効率化に及ぼす蓄熱・放熱条件の検討
飯島 伸介中山 勝也窪田 光宏松田 仁樹
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20 巻 (2009) 4 号 p. 252-261

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抄録

本研究では,パイロットスケールの蓄熱燃焼装置 (Regenerative Thermal Oxidizer:RTO) を使用し,代表的な揮発性有機化合物 (Volatile Organic Compounds:VOC) であるトルエンの分解におけるRTOの熱交換特性を,処理対象ガス流量1,090~2,550kg・h−1,トルエン燃焼温度973~1,173K,蓄熱体充填高さ0.9~1.5mおよびバルブ切換インターバル60~180sの条件下で調べた。
本実験結果より,トルエンおよび補助燃料LPGの燃焼熱量から算出した本RTOの熱交換効率は,処理流量1,810kg・h−1および蓄熱体充填高さ1.5mの条件下で約0.95の最大値が得られた。さらに,蓄熱体充填高さを1.5から0.9mにすると蓄熱体による処理対象ガスの予熱量が減少するため,トルエンの燃焼熱だけでRTOの運転継続に必要な熱量が得られる自燃濃度は340から530ppmに上昇した。

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© 2009 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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