廃棄物資源循環学会論文誌
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論文
使用済みプラスチック製容器包装油化リサイクルにおける脱塩素技術の開発
福島 正明伊部 英紀若井 慶治杉山 英一安部 裕宣呉 倍莉北川 希代彦鶴賀 重徳志村 勝美小野 栄一
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22 巻 (2011) 3 号 p. 178-189

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抄録

一般市民から資源ごみとして出される使用済みプラスチック製容器包装の熱分解油化技術において,ポリ塩化ビニル (PVC) 等の塩素含有プラスチックの熱分解によって脱離する塩素の効率的処理が,再生製品の品質改善の課題となっている。本研究では二軸押出機方式による脱塩素の滞留時間が短いことに着目し,一軸押出機を使用した脱塩装置の開発を行い,一軸押出機は二軸押出機と同様に脱塩素率が高く,脱塩素時間 (滞留時間) も短いという結果を得た。
本実験結果を基に10倍にスケールアップした一軸押出機 (脱塩装置) を使用した商用熱分解油化プラントを2000年北海道札幌市東区中沼町に建設し,2009年度で運転10年目を迎えている。使用済みプラスチック製容器包装油化リサイクルにおける脱塩素技術の開発成果を報告する。

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© 2011 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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