廃棄物資源循環学会論文誌
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論文
トンネル掘削ずりの飽和・不飽和カラム試験によるひ素溶出特性の研究
岩本 容昭 清水 祐也倉品 悠森田 修二齊藤 剛大河原 正文
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2022 年 33 巻 p. 83-93

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抄録
自然由来のひ素含有ずりの処分場における周辺への影響評価には,数値解析により物理・化学的挙動をモデル化した移流・分散シミュレーションが有効であり,適正なモデル化ができれば,掘削ずり処分場の最適化に役立つものと考えられる。筆者らは,これまでベントナイト混合土による封じ込め対策を実施した岩手県の押角 (オシカド) トンネル掘削ずり盛土において,盛土内におけるひ素の溶出挙動を調査し,盛土内の透水特性や掘削ずりの溶出特性について考察してきた。しかし,現地調査の結果だけでは,十分な溶出特性の検証が行えないことから,本サイトの掘削ずりを用いて飽和状態と不飽和状態のカラム試験を実施し,基準溶出速度,最大溶出濃度,体積含水率,および流速から,移流分散方程式の溶出速度を定式化し,実験結果を数値解析によりシミュレーションしたところ一定の精度で溶出濃度を再現できた。
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© 2022 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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