日本看護研究学会雑誌
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病院の言葉遣いに対する指導と看護職の言葉遣いに対する患者の認識と満足度
出羽 恵子叶谷 由佳佐藤 千史
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2004 年 27 巻 4 号 p. 4_101-4_107

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抄録
  病院の言葉遣いに対する指導内容と実際の看護職の言葉遣いに対する患者満足度の関連を明確にするために,東京23区・大阪市・島根県・鳥取県で一般病床数100床以上の全病院の看護管理者を対象とし,看護職の「様」呼称・敬語使用の統一状況と,それらのうち,敬語使用統一病院の入院患者(以下,統一群)と不統一病院の入院患者(以下,不統一群)に対し,看護職の実際の言葉遣いと患者満足度を調査した。
  「様」呼称統一の割合は入院において低く,敬語使用統一の割合は外来,入院とも高かった。「統一群」の患者は看護職からより丁寧な言葉で話されていることが有意に多かった。「統一群」の患者はより丁寧な言葉遣いを希望することが有意に多く,「統一群」・「不統一群」間で病院や看護職への患者満足度に有意差はなかった。看護職の言葉遣いがより丁寧であるほど,病院や看護職への患者満足度が有意に高かった。
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© 2004 一般社団法人 日本看護研究学会
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