日本ペインクリニック学会誌
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星状神経節ブロックにより気管支喘息が軽快した1症例
田島 照子水本 一弘畑埜 義雄
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2004 年 11 巻 2 号 p. 117-119

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抄録

星状神経節ブロック (SGB) は, 交感神経活動を抑制するため気管支喘息を誘発する可能性もあると考えられるが, 逆に有効であったとする報告もあり, 気管支喘息患者に対するSGBの効果は定まっていない. 今回, 突発性難聴で受診した気管支喘息合併患者にSGBを施行したところ, 喘息ならびに合併していた糖尿病が軽快した症例を経験した.

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© 一般社団法人 日本ペインクリニック学会
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