精密機械
Print ISSN : 0374-3543
パーソナルコンピュータを用いた計測の自動化
寺町 康昌
著者情報
ジャーナル フリー

50 巻 (1984) 9 号 p. 1369-1373

詳細
PDFをダウンロード (1369K) 発行機関連絡先
抄録

パーソナルコンピュータを計測の自動化に応用する場合の目的,利点,欠点及びいくつかの例について述べた.現在,パーソナルコンピュータは能力の高度化という面から16ビット中心へという動きと,小型化を目的としてCMOS化されたハンドヘルド型への2つの流れが存在し,その2つとも計測の自動化に際して大きな意味をもっている.又,メモリーが安価になってきたため,アナログデータレコーダ代わりに利用することも可能になってきた.しかし,機械関係でパーソナルコンピュータを使っている方から受けた御相談では,パーソナルコンピュータ本体側に問題があるわけではないのに,センサや信号線がモータや大電流を流す線のすく近くにあるため起こる誘導対策の方が大きな問題であった.取り扱う対象によって,特有の問題が発生することを考慮した上で,目的に合致したパーソナルコンピュータとプログラム言語を利用すれば大きな効果があがると考えられる.応用例としてあげた,単一モード光ファイバ温度計及びレーダ用超高速2次元データ収録装置の開発は東京工業大学総合理工学研究科,武者・関根研究室において開発されたものである.

著者関連情報
© 社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
後続誌

精密工学会誌

feedback
Top