精密工学会誌
Online ISSN : 1882-675X
Print ISSN : 0912-0289
玩具とメカトロニクス
小林 征夫
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52 巻 (1986) 7 号 p. 1132-1133

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抄録

メカニカル玩具が今後どのように発展していくか,エレクトロニクスの技術が付加され,より複雑な動き,制御が可能になってくると思われるが,重要なことは,玩具の一方的な動きではなく,扱う子供と玩具のコミュニケーションを通し,子供の玩具に対する意図により正確に玩具が反応し,子供にフィードバックさせることである.このことは,少なからず玩具が知能化していくことであり,そのために必要なエレクトロニクス技術を取り入れていくことが必要である.この点を無視し,単に玩具のみを電子化,複雑化するだけでは,メカトロニクス玩具としては,従来のメカニカル玩具と同様に,子供達にはすぐ飽きられてしまう.玩具のメカトロニクス化は,子供達の科学に対する興味をより具体的に提示するものであるべきである.

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© 社団法人 精密工学会
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