精密工学会誌
Online ISSN : 1882-675X
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実験的手法に基づく設計知識とその利用に関する分析
武田 英明冨山 哲男吉川 弘之
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1994 年 60 巻 3 号 p. 422-426

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抄録
本節では発話データから抽出された概念ネットワークをコネクショニスト的アプローチによって分析し,設計者の注視点の存在やその移動を観察した.設計過程では,その時々の注視する概念を中心に設計を進めている.今回の分析では,その範囲とは注目している点のネットワーク上で近い概念であり,その範囲にある概念間の関係が2節でみてきたような知識として,表面に現れてくるものと考えられる.設計者のもつ知識構造を概念ネットワークとみた場合,表層的な知識は,注視点の周囲にある部分ネットワークであるといえる.このため2節でみてきたように,場面場面により異なった形の関係になると考えられる.
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© 社団法人 精密工学会
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