精密工学会誌
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工作機械の小形軽量化
清水 伸二
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1994 年 60 巻 7 号 p. 920-925

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抄録

以上,工作機械の小形軽量化について述べてきたが,工作機械自身がその時々の産業技術の結晶とも言われており,それらの影響を大いに受けながら小形軽量化が進んでいくものと思われる.したがって設計者は常にそれら周辺技術を積極的に吸収しながら開発設計を行う必要がある.ところで,特に大形の工作機械では工作物の大きさによりその小形化には限界があると思われる.これを打破するたたには大工さんがカンナを持って木材を加工するように,工具を持ったロボットが工作物の加工箇所まで移動して加工を行うような加工方式を実現する必要があると思われる.研究面でもそのような試みがなされつつある.

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© 社団法人 精密工学会
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