学校心理学研究
Online ISSN : 2432-2865
Print ISSN : 1346-5732
原著論文
利益・コストおよび内的作業モデルに基づく中学生における援助要請の検討―援助要請の生起と援助要請後の過程に注目して―
永井 智本田 真大新井 邦二郎
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2016 年 16 巻 1 号 p. 15-26

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抄録

本研究では,利益・コストおよび内的ワーキングモデルを用い,中学生を対象に2つの質問紙調査を実施した。研究1では,内的ワーキングモデルおよび利益・コストに媒介され,援助要請意図が援助要請意図に与える影響を検討した。その結果,内的ワーキングモデルが,利益・コストの予期に影響し,それらが援助要請意図に影響することが示された。研究2では,実際の過去の援助要請エピソードを尋ねた。その結果,内的ワーキングモデルは,利益・コストの発生に影響し,それらが援助評価に影響することが示された。

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© 2016 日本学校心理学会
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