2016 年 16 巻 1 号 p. 15-26
本研究では,利益・コストおよび内的ワーキングモデルを用い,中学生を対象に2つの質問紙調査を実施した。研究1では,内的ワーキングモデルおよび利益・コストに媒介され,援助要請意図が援助要請意図に与える影響を検討した。その結果,内的ワーキングモデルが,利益・コストの予期に影響し,それらが援助要請意図に影響することが示された。研究2では,実際の過去の援助要請エピソードを尋ねた。その結果,内的ワーキングモデルは,利益・コストの発生に影響し,それらが援助評価に影響することが示された。