国立療養所香川小児病院外科
1981 年 17 巻 5 号 p. 861-866
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1)昭和50年1月より55年12月までの6年間に香川小児病院にて経験した腸重積症172例について統計的検討を加えて報告した.2)バリウム注腸整復判定規準の一つとして, 回腸の二重造影像の描写を検討したところ, 早期の症例には低率であるが, 時間の経過した症例では高率に二重造影像が認められた.3)ポリープによるS状結腸重積症, 6回腸重積症を起した症例, 腸回転異常に発生した腸重積症について報告し, 若干の考察を加えた.
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