日本小児外科学会雑誌
Online ISSN : 2187-4247
Print ISSN : 0288-609X
ISSN-L : 0288-609X
ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針施行を受けて
岩川 眞由美松井 芳文大平 知佐李 玲華原田 良信今井 高志
著者情報
ジャーナル フリー

2002 年 38 巻 4 号 p. 725-731

詳細
抄録

2001年3月29日, 「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」が, 「人間の尊厳及び人権が尊重され, 社会の理解と協力を得て, ヒトゲノム・遺伝子解析研究の適正な推進が図られることを目的に, すべてのヒトゲノム・遺伝子解析研究に適用され, 研究現場で遵守されるべき倫理指針」として策定された.今回, 放射線感受性遺伝子研究プロジェクトにおいて, 倫理指針にのっとった研究計画書, インフォームド・コンセント作成, 個人情報の保護の徹底, 倫理委員会による審査を経験した.今後の日本小児外科学会会員による基礎研究発展あるいは各グループスタディ遂行の一助となるべく報告した.

著者関連情報
© 2002 特定非営利活動法人 日本小児外科学会

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top