日本小児外科学会雑誌
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小児外科が輝きつづけるために : 小児外科医志望者をいかに増やすか(<特集>日本の小児外科の将来への提言)
吉田 英生田辺 政裕松永 正訓幸地 克憲齋藤 武大沼 直躬
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2002 年 38 巻 7 号 p. 998-1004

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抄録

少子高齢化に伴い, 小児医療は冬の時代ともいわれる.小児外科医を志望する医学生も減少している.その理由として, 医学生の意識の変化, マンパワー不足による過剰労働, 不採算性などがあげられる.しかし, 小児外科医は, 次世代の社会を担うこどもたちの健全な育成に大きな役割を有している.また, 少子化ゆえ小児医療の充実を望む声も高まっている.行政に対しては小児医療の特殊性を踏まえた診療報酬改善を含めた医療制度の改革を求めていくことが重要である.学生には小児医療の意義と楽しさを訴え小児医療への参加を求めるとともに, 卒前・卒後教育・研修体制の改善に向けての努力も必要である.

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© 2002 特定非営利活動法人 日本小児外科学会
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