明治大学農学部
戸田建設株式会社
多摩木材センター協同組合
2012 年 38 巻 1 号 p. 248-249
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多摩丘陵の中央部に位置する川崎市麻生区黒川の大学農場建設工事現場において,盛土法面として造成する予定となっていた低茎草原に絶滅危惧植物が生育していることを発見した。造成計画を変更して,生育地ごと保全することとした。農地に隣接する低茎草原が黒川地内においてはほとんど見られなくなっていることから,現在低茎草原となっている場所を保全するとともに,地形改変のない場所の一部において,二次林の林縁部分を伐採して,日照を確保することを通して,低茎草原の再生を図った。
緑化工技術
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