生態・環境緑化研究部会では,熊本地震からの復旧,復興に寄与する活動として,2017年に現地見学会およびシンポジウムを熊本にて開催した。この中で,災害復旧が地域の生物多様性に与える影響を懸念する声が多数あがった。これを受けて,同部会では「阿蘇小規模崩壊地復元プロジェクト」を立ち上げ,波野において,地域性種苗の調達から導入するまでの一連のプロセスを実践している。花暦の作成,写真展や自然観察会の開催などの活動も始まっており,地域経済や地域社会の活性化にもつながっている。現在では,波野に加えて新たな地域での活動も展開している。