国営讃岐まんのう公園内より発生する植物廃材を用いたリサイクル生育基盤材を調製し, 自生種による木本植物の導入試験を試みた。木本植物の導入は, 公園内より採取したドングリ類を主体とした播種工による方法と, 購入苗木による苗木設置吹付工による方法とし, 比較を行った。約1年後の調査結果では, 導入植物の発芽・生育障害は認められず, リサイクル生育基盤材の実用性が確認できた。木本植物の導入に関しては, 播種工による方法は, 採取したドングリ類の出芽が安定した傾向にあることが, 苗木設置吹付工による方法では, アラカシ, クヌギ, コナラ, アカマツの定着が高い傾向にあることが確認できた。公園内で採取した種子を無駄なく用いるには苗木を生産し, 苗木設置吹付工を実施することが有効であると考える。