日本輸血細胞治療学会誌
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愛媛県における輸血用血液の廃棄率調査からの考察
松崎 浩史
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2007 年 53 巻 4 号 p. 473-476

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抄録
愛媛県における輸血用血液の利用と廃棄の現状を調査した. 調査には愛媛県輸血療法委員会合同会議を構成する25病院中18病院が参加し, 病院での血液廃棄の主体であるRCC (Red Cell concentrates) の66.7%を把握した. 病院規模別のRCC購入量, 廃棄量, 廃棄率は, 500床以上の大規模病院4施設では購入量, 廃棄量, 廃棄率の順に, 26,414単位, 632単位, 2.4%で, 200~499床の中規模病院7施設のそれは13,041単位, 783単位, 6.0%, 199床以下の小規模病院7施設では各々7,607単位, 753単位, 9.9%であった. また, RCC購入量の多い病院では廃棄率は低く, RCC購入量の少ない病院では廃棄率の病院間格差が大きい傾向にあり, 輸血管理体制に加えてRCC転用の難易が廃棄率に影響していると推測された. 今後のRCC廃棄削減対策には中小規模病院のRCC廃棄を削減する工夫が必要と思われた.
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© 2007 日本輸血・細胞治療学会
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