JR札幌病院産婦人科
KKR札幌医療センター産婦人科
手稲渓仁会病院産婦人科
2018 年 64 巻 6 号 p. 761-765
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腹腔鏡下子宮筋腫核出術において,術中に自己血(貯血式および回収式)輸血施行後,血管外漏出による皮膚炎をきたした1例を経験した.
皮膚炎発生後,慎重な状況確認と対症療法を施行し,患者の不安,不快に対応して,術後62日目で完治に至った.一般的に安全と考えられている自己血輸血であっても,特に急速輸血の際には血管外漏出による皮膚炎の発生に関し注意を要する.
血液と輸血
日本輸血学会雑誌
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