熱物性
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論文
静電浮遊炉による溶融タングステンの熱物性計測
石川 毅彦パラディ ポールフランソワ藤井 隆一依田 眞一
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2005 年 19 巻 2 号 p. 61-66

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抄録

過冷却状態を含むタングステン融体の熱物性値を静電浮遊炉を用いた無容器法により測定した。その結果、3125~3707K の温度範囲において測定された密度はρ(T) =16.7(±0.33)x10³-1.08(±0.08)(T-Tm) (kg⋅m-3) (融点Tmは3695K )となり、熱膨張率は6.6 x 10-5 K-1 となった。同様に3398~3695K の温度範囲において、表面張力はγ(T) =2.48x10³(±75)-0.31(±0.08)(T-Tm) (10-3N⋅m-1)、粘性係数はη(T) =0.11(±0.02)exp[12.8(±4.1)x104/(RT)] (10-3Pa⋅s)となった。

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© 2005 日本熱物性学会
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