1986 巻 (1986) 9 号 p. 25-27
診断、治療に汎用性のある牛用回転式枠場(KA-101型)を試作し、子宮捻転、第四胃左方変位各5例の治療を試みた。枠場は1回転の所要時間約80秒、左右とも360°以上の回転が可能である。なお、回転に際しては牛体の下腹部と背部を特殊エアマットで固定した。子宮捻転は5例とも右捻転で、左回転(180°~360°)したところ、捻転が整復された。第四胃左方変位に対しては右回転(360°~720°)したところ、5例中4例のピングテスト音が消失し、整復できたが、そのうち3例は処置後1~4日に再発した。