東北家畜臨床研究会報
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黒豚生産における疾病の浸潤状況および予防衛生対策
一條 俊浩矢崎 薫沼津 敬治佐々木 弘志福地 重雄高橋 健
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1989 年 1989 巻 12 号 p. 35-38

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抄録
黒豚生産の予防衛生対策を確立する目的で、各種疾病の浸潤状況を1988年と1989年の2回(1回目21戸、計178頭、2回目21戸、計96頭)について調査した。血清抗体検査において、ボルデテラ、アクチノバシラス、トキソフ。ラズマに対してそれぞれ46.1~42.7%、92.1~76.0%、10.1~3.1%の豚に抗体が認められ、38.6%の豚は日本脳炎と豚パノレボに対する抗体を保有していた。細菌の検索においては、鼻汁からパスツレラ、ボルデテラおよびアクチノバシラス菌が、糞便からはサルモネラ菌が検出された。虫卵検査ではコクシジウムオーシストと糞線虫卵を認めた。屠殺時に肺(28%)および肝臓(16%)に病変が多く認められた。予防プログラムを実施したところ、一部で感染率の低下が認められた。
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