東北家畜臨床研究会誌
Online ISSN : 1883-4590
Print ISSN : 0916-7579
乳牛の乳房炎の発生状況と易患性体質に関する遺伝的解析
佐藤 彪佐藤 修一中野 和光五十嵐 哲雄清野 哲夫
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キーワード: , 乳房炎, 体質, 遺伝
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15 巻 (1992) 1 号 p. 22-27

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抄録

管内における1988年~1990年の乳房炎の発生状況を調査し、遺伝学的解析を試みた。その結果、乳房炎の発生は高年齢の牛、夏季、周産期に多く、しかも再発を繰り返しているものが少なくないことが認められた。乳房炎の発生はその背景に乳房炎に罹り易い体質的な素因が、雌雄双方に劣性ホモとヘテロの因子として存在し、常染色体性単純劣性遺伝様式により、遺伝していることが解明された。従って乳房炎の発生防止は、種雄牛の遺伝子の検定を行い、その体質的な因子を除去または組み替えることによって、可能であることが示唆された。

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