九州歯科学会総会抄録プログラム
第66回九州歯科学会総会
セッションID: O-4
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加齢に伴う口腔の立体認知能の低下-摂食機能リハビリテーションに関する基礎的研究
*河岸 重則神 房次吉野 賢一鱒見 進一天野 仁一朗
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キーワード: 口腔, 立体認知, 加齢
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抄録

北九州市小倉北区の軽費老人ホーム居住の高齢者40名と九州歯科大学学生175名を対象に口腔の立体認知能を調査した.調査では被験者に口腔に含んだ20種類マテリアルの形状を判断させた.学生群の平均正答数は16.6種,高齢者群の平均正答数は10.5種であった.20種のマテリアル各々に対する高齢者群の平均正答率は,全てのマテリアルで学生群の正答率より低かった.また,80歳代の高齢者4人を対象にして,トレーニングで正答数が上がるかどうかを検討した.3日おきに,基本的な形状の6種のマテリアルと正答率の低い8種のマテリアルについて,その形状を口腔内で判断するトレーニングを計10日間の行ったところ,3名に正答数の上昇の傾向がみられた.

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© 2006 九州歯科学会
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