抄録
アメリカンセンター・レファレンス資料室は過去に2度の大規模な改革を実施。米政府のパブリック・ディプロマシーをより専門的に遂行するレファレンス資料室として, 近年急増しているリモート・ユーザーを対象に「電子メールによる情報案内」, 「主題別パッケージサイト」, 「Fax-on-Demand」の3つのサービスを実行して来た。1999年の国務省への合併後, よりコスト効率とユーザ変化を踏まえた更なる改革の必要に直面している。デジタル化社会が進む今後は, ホームページを中心にしたデジタル・ライブラリーへの移行が必須となる。