情報の科学と技術
Online ISSN : 2189-8278
Print ISSN : 0913-3801
図書館財政と資金調達の最新動向(<特集>図書館の経営経済分析と資金調達)
福田 都代
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2008 年 58 巻 10 号 p. 486-491

詳細
抄録

日本の図書館は大半が親組織からの財源に依存している。しかし,近年の経済状況の悪化は資料費や人件費を含む図書館の予算削減を招いている。予算削減への対策として,代替的な財源を外部に求める図書館はまだ少ないが,多様なサービスを提供するために,追加財源の確保は重要な課題である。アメリカの図書館は図書館友の会組織や図書館財団などを通じて,個人や財団からの資金を調達してきた。インターネットを使ったネット募金方式が導入された1990年代以降,図書館の資金調達活動はますます活発になりつつある。本稿では図書館における様々な資金調達方法を提示し,積極的に資金調達活動を実践しているアメリカ図書館界の動向を概説し,日本の図書館における資金調達の可能性を考察する。

著者関連情報
前の記事 次の記事
feedback
Top