情報の科学と技術
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特集:海外における日本研究
JALプロジェクト「海外日本美術資料専門家(司書)の招へい・研修・交流事業」2014-2016:3年間の総括としてのアンサー・シンポジウムおよび「提言」への「応答」としての「提案」について
水谷 長志
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2017 年 67 巻 6 号 p. 309-314

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抄録

東京国立近代美術館は国立新美術館,東京文化財研究所ほかと2014-2016年にわたりJALプロジェクト「海外日本美術資料専門家(司書)の招へい・研修・交流事業」を行い,プロジェクト最終日には,「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言」をテーマとするワークショップを開催した。結果,海外からの日本への要望を踏まえ,日本からの情報発信をより高める方策について,一層の努力と議論の必要を確認した。2016年のWSを踏まえてのアンサー・シンポジウム(2017年2月3日開催)が貴重なステップとして機能し,「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための課題解決についての提案」を策定して,3年間のJALプロジェクトは収束した。

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