2019 年 69 巻 5 号 p. 210-215
特許調査と分析におけるデータの使い方は,今後データサイエンス技術が日進月歩していく中で,情報を集めることだけではなく,よりビッグなデータの効率的かつ俯瞰的な使い方が求められるようになる。情報を入手する,関連性の高い情報を抽出する,抽出された情報を解読する,解読した情報をアイディアに変換する,各々のステップにおいて,情報プラットフォームが,効率よくデータを“さばき”,利用者をサポートすることが強く求められている。本稿では,DWPIとDerwent Innovation搭載のスマートサーチとテキストクラスタリングを組み合わせた特許情報の活用方法を紹介する。