2020 年 70 巻 4 号 p. 170-175
本稿では筆者の経験を事例として示しつつ,インフォプロを対象に仕事でのプログラミングへの向き合いかたを提示する。プログラミングができることで,仕事における課題をコンピュータにより解決すべく取り組んでいける。副次的に身につくプログラミング的思考は,自らが情報システムのありかたを考えるにあたり助けになる。プログラミングは必ずしも難しくなく,簡単なプログラミングであっても,仕事の課題を解決していけることも多い。プログラミング自体に楽しみを見出すことも,周囲やベンダーとのコミュニケーションに役立てることもできる。