情報の科学と技術
Online ISSN : 2189-8278
Print ISSN : 0913-3801
ISSN-L : 0913-3801
特集:With/Afterコロナ時代の知財DX
知財法務におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進の意義について
マスクド・アナライズ
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2021 年 71 巻 7 号 p. 296-302

詳細
抄録

昨今の第三次AIブームからコロナ禍でテレワークによるDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進など,企業活動におけるIT(情報技術)の活用は急速な変化を遂げている。この流れは知財法務においても同様であり,様々な業務や周辺環境においてIT・デジタル化による変革が迫られている。本記事ではAIブームを含めたITによる失敗を踏まえながら,曖昧となっているDXの定義や本質について明確にすることが最初の目的となる。その上で知財法務部門おけるデジタル化による業務効率化,新規事業による利益創出,失敗を許容する文化醸成について,解説するものである。

著者関連情報

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top