2008年6月の岩手・宮城内陸地震時と2013年7月の秋田岩手豪雨災害での道路災害復旧における航空レーザ測量からの高精度地形データを活用した事例を報告する。前者の地震災害では崩壊・地すべりにより道路が寸断されて踏査不能区間が生じたために航空レーザ測量データを取得して被災調査や対策工検討の迅速な対応を行った。後者の豪雨災害では既存の航空レーザ測量データを活用して集水域の地形状況を把握して対策工法の検討を行い, 災害後のレーザ計測・データ処理後に迅速に対策工設計を進めることができた。災害前後の高精度地形データは災害復旧調査設計に有効であり, より迅速かつ的確な災害対応が期待される。