日本経営診断学会論集
Online ISSN : 1882-4544
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コミュニケーション・ツールとしてのバランスト・スコアカードの可能性に関する一考察
―都市公園のパークマネジメントを事例に―
八島 雄士
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2010 年 10 巻 p. 102-107

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抄録
これまで,バランスト・スコアカード(BSC)は,主に,企業や政府,非営利組織におけるビジョンを実現するための戦略をマネジメントすることに使われてきた。しかしながら,わが国では国や地方自治体の財政再建が課題となっているなかで,行政に頼らない方法で社会的な問題を解決する方法が見られるようになってきている。本研究は,社会的な問題解決を促すためのコミュニケーション・ツールとして,BSCの可能性を検討することを目的とする。具体的には,パークマネジメント(PM)を事例として,都市公園をめぐる総合化した問題を分析し,解決の方向性を議論するためのツールとしてBSCを適用することを検討している。分析枠組みとして,PMにおけるニーズを出発点として,関係者,人材・能力,内部システム,財務・予算の4つの視点を抽出し,課題分析に適用することを提案している。
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© 2010 日本経営診断学会
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